1964年5月16日(土) ペギー葉山特集
(2006年8月13日書き起こし改訂)
出演:東京マイスタージンガー、東京放送児童合唱団
   ゲスト:ペギー葉山

    テーマソング

宍 倉:みなさん、こんにちは。また楽しい歌のメリーゴーラウンドの時間がやってきましたね。
歌 川:今日もまた楽しい歌をたくさん歌ってくださいね。
宍 倉:そして、みなさんが知っている歌があったら、大きな声でどんどん一緒に歌ってください。
    え、ところで、若谷和子さんの「小さい木馬」という童謡集が昭和39年のNHK児童文学賞を受けました。え、この本にはいろんな楽しい歌が載っていますよ。え、そこで、今日は若谷さんの歌の中から二つ、始めはペギー葉山さんの歌で「五月の歌」、え、次は東京マイスタージンガーの歌で「あったかくなったよ」って歌です。

    五月の歌:ペギー葉山

    あったかくなったよ:東京マイスタージンガー

ペギー:みなさん、トム・ピリビってなんだか知ってる?ちょっとねぇえ、こんなに背が低いんだけどねえ、人からみんなに愛されるとってもねえ、いい人柄を持っているのよ。でもね、トム・ピリビってね、2軒のお城みたいなね、こーんな大きなお家を持ってるの。

    トム・ピリビ:ペギー葉山

    プンプンポルカ:東京マイスタージンガー

歌 川:(張り切って)さあ、歌いましょうね。(ピアノでドレミファソと音階を弾く。)
男の子:そんなお稽古、つまんないよ。
子供達:(口々に不平を言う。)
歌 川:ちょっと待って。そんなこと言ってもねぇえ、ドレミを上手に歌わなかったらさあ、歌だって上手にならないでしょう?
女の子:いっぺんに上手になるならやってもいいわ。
男の子:うん。そう。
歌 川:あ、ペギーさんが来たわ。
ペギー:あら、みんなどうしたの、そんなにふくれた顔して。
歌 川:あのねぇえ、みんなね、ドレミのお稽古が嫌いなんですって。
ペギー:あら、困っちゃったわねえ。うん、じゃねえ、こういう歌で稽古したらきっと楽しくなるわよ。いぃい?

    ドレミの歌:ペギー葉山+東京放送児童合唱団

歌 川:はー、楽しい歌ね。
男の子:僕、ドレミが好きになっちゃった。(子供達、それぞれが好き勝手にピアノの鍵盤を押すので騒がしい。)
ペギー:だめよ、そんなに、ぶー、ねぇ、ドレミって順番に弾かなくちゃだめ。ね、ドがここでしょう?

世 良:(声を出す)ドーーーーーーーー。
外 山:(続いて)レーーーーー。
松 尾:(続いて)ミーーーーー。
及 川:(順番を飛ばして続けて)ラーーーーー。
大 島:こらっ!僕より先に歌っちゃダメじゃないか!順序よくやってくれよ。
及 川:だって、僕はラだからいつもおしまいのほうでしょ?たまには早くやろうと・・・
大 島:ドレミはねえ、ちゃんと順番にできてんだもんねえ!
    (東京マイスタージンガー同士、言い合いで騒然となる。)
ペギー:みんな、みんな、どうしてそんなにもめてるの?
大 島:だってさあ、こいつが先にラーっていってるんだもの。
及 川:だって、僕はいつもおしまいのほうだから・・
    (また騒然となる。)
ペギー:ねえ、静かにして。今私たちが歌ったね、ドレミの歌を歌ってごらんなさい。ねっ?

    ドレミの歌:東京マイスタージンガー

及 川:やっぱしつまんない。また終わりのほうか。僕、やーめた。
    (ひと騒動が起きる。)
ペギー:待って、待って。ねえ、みんな、いいこと知ってるのよ。こういう具合にやるといいの。いぃい?(歌う)ソードーラーファーミードーレー、はい!
三 林:ソー
世 良:ドー
及 川:ラー
大 島:ファー
松 尾:ミー
世 良:ドー
外 山:レーーー
ペギー:ソードーラーシードーレードー、はい!
三 林:ソー
世 良:ドー
及 川:ラー
板 橋:シー
    (高音のド、レがいないので続かない。)
及 川:ドとレがいないんだよ。
板 橋:困ったなあ。
外 山:なあんだ。
    (みんな、どうしていいか分からなくなる。)
ペギー:(名案が浮かんで手をたたいて)いいこと考えた。言葉を入れてやってみましょう。こういう具合に。(歌う)楽しく歌おう、みんな友だち。ねっ、いいでしょう?
世 良:それならいいな。
一 同:うん、うん。
大 島:ごきげん。
一 同:(一緒に歌う)楽しく歌おう、みんな友だち。
ペギー:(合唱団の子供たちを呼ぶ)さあ、みなさん、いらっしゃいー。お入りなさーい。みんな、一組ずつになってね。歌いましょう。

    ドレミの歌:ペギー葉山+東京放送児童合唱団+東京マイスタージンガー

宍 倉:さあ、では今度はみなさんと一緒に歌いましょう。え、今日もスタジオには大勢のお客さまに来ていただいていますよ。
歌 川:今日のお客さまは、埼玉県の草加・・団地のみなさんです。
宍 倉:え、はじめは「大きな栗の木の下で」って歌いながら、手を、あー、こういろいろ動かします。(歌川、笑う。)いいですね?じゃ・・えー、みなさんも、テレビのご覧のみなさんもこのスタジオのみなさんと一緒に楽しく遊んでください。じゃあ、始めにねえ、みなさん、歌を覚えていただきましょう。じゃ、やってみますよ。(横山さんのアコーディオン伴奏で、歌いながらお手本を見せる。)

    大きな栗の木の下で(1番):宍倉正信

宍 倉:え、この歌に動きをつけるわけですが。じゃ、ちょっと来てください。(児童合唱団の女の子を一人呼ぶ。)じゃ、やってみようね。さん、はい。
     (二人で歌いながらお手本を見せる。)
宍 倉:さあ、歌も動きも簡単ですね?(女の子に)はい、じゃ、元に戻ってね。
    じゃあ、今度は、あー、みなさんもやってみます、え、やってみましょう。始めは、(もう一度、一人で歌いながらお手本を見せる。)大きな栗の木の下で、あなたとわたし、楽しく遊びましょう。大きな栗の木の下で。これを繰り返します。じゃ、みなさんも元気よく歌ってください。あ、始めは、え、一回目、これは、あのう、普通に歌いますけども、二回目から輪唱になりますからね。じゃ、横山さん、お願いしましょう。

    大きな栗の木の下で:全員

宍 倉:いかがでしたか?とっても、た、面白かったでしょう?え、みなさんがハイキングやピクニックなどに行って、お友だちと集まった時ね、お友だちが集まった時に、いろいろ、て、やってみてください。え、じゃ今度は、あー、あのう、「お誕生日の歌」、これをやってみましょう。え、これはもうみなさんよく知ってますね?こないだもやりましたしね。え、今日はペギー・葉山さんと一緒にやります。ペギーさん、どうぞ。
ペギー:(歌いながら)大きな栗のって面白かったね、今ね。
宍 倉:あっはっはっはっはっは、そうですねえ。えっへっへ。
ペギー:覚えちゃった。うふふふふ。
宍 倉:じゃあ、「お誕生日の歌」、やりましょうね。
ペギー:そうね。じゃあ、ねぇえ。
宍 倉:(遮って)あ、ペギーさんね、
ペギー:うん。
宍 倉:この歌ね・・
ペギー:ええ。
宍 倉:これ、先々週やったんですよ・・
ペギー:そうね。
宍 倉:ですからねえ、もう一度ねぇ、やってくださいって葉書がたくさん来たんです。
ペギー:あそう。
宍 倉:ええ。
ペギー:とってもこの歌、可愛らしい歌ね。
宍 倉:そうですね。じゃあ・・
ペギー:(遮って)だからねえ、1番、私がうたいますからね・・
宍 倉:はい。
ペギー:2番、みなさんと一緒に歌いましょうよ。ね?
宍 倉:ああ、そうですね。じゃ・・
ペギー:ね?いいですか?
宍 倉:お願いします。
ペギー:お願いしまーす。

    お誕生日の歌:ペギー葉山(1番)、全員

宍 倉:たいへん面白かったですねえ。
ペギー:そうね。この歌詞は、あのう、小さいお子さんがお作りになったんですってねえ。
宍 倉:ええそうなんですよ。今城忍さんて人なんですけど、まだ小学生なんです。
ペギー:ほんとう?
宍 倉:ええ。
ペギー:なんか、地球の裏側とかねえ・・
宍 倉:ええ。
ペギー:お星様とか、いろんな、こう楽しい歌詞が出てきたでしょう?
宍 倉:ええ。
ペギー:今の世の中に、ふさわしいね・・
宍 倉:そうですねえ。
ペギー:とってもお上手な詞ね。
宍 倉:ええ。それから、カレンダーの真ん中でお誕生日が光ってる・・
ペギー:ねえー。
宍 倉:あのとこなんか、とっても可愛いと思うんですよ。
ペギー:そう。とっても、なんかこう、あのう、ぱあーっとねえ、子供さんの感覚っていうのは・・
宍 倉:ええ。
ペギー:あたしたち大人にはなかなか出せないいいものがあるのね。
宍 倉:そうなんですね。僕もそう思います。
ペギー:ええー。
宍 倉:じゃあ、ここで先週から続いている「おもちゃのチャチャチャ」・・
ペギー:あ・・
宍 倉:これをやってみましょう。
ペギー:そうね。あの、チャッチャッチャの間に(手をたたく)チャッチャッチャって手をたたく分でしょ?じゃ。

    おもちゃのチャチャチャ:東京放送児童合唱団+東京マイスタージンガー

宍 倉:あー、面白かったあ。
うたがわ:はあーー。
宍 倉:みなさん、おもちゃのチャッチャッチャってたたくとこ、ちゃんと手拍子取れましたか?マリちゃん、どうだった?
歌 川:うん、ちゃんとできたわよ。
宍 倉:そう。
歌 川:でもねぇえ・・
宍 倉:うん。
歌 川:あの大きな栗の木の方はさあ、たくさん動きがあったでしょ?
宍 倉:ええー。
歌 川:だからねえ、間違えそうになっちゃった。
宍 倉:うっふふ、そう?僕は汗っかきでしょう。
歌 川:うん。
宍 倉:ほらっ、こんなに汗かいちゃった。
歌 川:うわー、すごい。あらっ、もうお別れの時間よ。
宍 倉:あっ、ほんとだ。じゃあ、みなさん、今日の歌のメリーゴーラウンド、そろそろお別れの時間です。え、じゃあ、おしまいにテーマを元気よく歌ってお別れしましょう。
歌 川:はい。

     テーマソング(エンディング)


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