1964年7月11日(土) 世界の旅特集
(2011年3月29日書き起こし改訂)
出演:東京マイスタージンガー、西六郷少年合唱団
ゲスト:中尾ミエ

    テーマソング

宍 倉:やあ、みなさんこんにちは。宍倉正信です。え、今日もまたこの時間で楽しい歌をたくさん聴いてください。え、今日はね、みなさん、世界中のいろいろなところにご案内します。僕が船長です。行き先ですか?あの、ちゃんと決まっているんです。フィリピン、ソビエト、フランス、アメリカ、ブラジル、え、この順序に回ります。え?え、ちょっと待ってくださいよ。・・・・・・・・・はい、ではしゅっぱーつ!

    船乗りの夢:西六郷少年合唱団

    レロン・レロン・シンタ:中尾ミエ

宍 倉:ねえ、みなさん。フィリピンまで来たんですから、ついでにちょっと予定を変えてね、えー、インドネシアまで行ってみませんか?・・・・・・・・・・・あ、そうそう、それからね、え、西六郷少年合唱団が来月インドネシアへ行くそうです。ほら、あそこに見えるでしょう?名物のワヤンクリット、ジャワの影絵芝居です。それに、楽しそうな歌声が、聞こえてきましたよ。

   おまつり日(インドネシア民謡):西六郷少年合唱団

宍 倉:へーーーー、暑い暑い暑い。やあ、みなさん、どうですか?暑いですねえ。どうも僕は、この、暑がりなもんだから。・・・・えーと、これで寄り道してしまいましたね。
    え、今度はソビエト。そして、その次はフランスです。え?インドネシアから、船でそんな簡単によその国へ行けるかって?えへ、まあ、まかしてください。僕が運転すればねえ、世界中のどこへでもすぐ簡単に行っちゃうんです。ほーら、もう着きましたよ。

    紅いサラファン:板橋勝+東京マイスタージンガー

    羊飼いの娘(牧場の娘):中尾ミエ

宍 倉:さあ、じゃ今度はみなさんをフランスからアメリカへご案内しましょう。
松 尾:おーい!おいおい。何だこんな・・。何?
宍 倉:どうしたの?
松 尾:何やってるの?
三 林:こんなところで何してんの?な、な、何この格好は?
宍 倉:ぼくはねえ、これからみなさんをアメリカへご案内しようと思ってるんだ。
大 島:アメリカじゃない、カナダ!
宍 倉:カナ、カナ・・冗談じゃない、君。ぼくはねえ、船で・・
高 沢:カナダ!さあ、しゅっぱーつ!
及 川:あっ、船が来たぞ、船が。

    カナダ旅行:大島+及川+宍倉+外山+松尾+東京マイスタージンガー

宍 倉:まったく、もう慌てもんの旅行ってのは愉快ですね。あ、そうだ。僕はみなさんをアメリカへご案内しなくちゃ。えーとね、じゃ、南へ下って、うん、みなさんご存知のアメリカは西部へ。

    駅馬車:中尾ミエ+西六郷少年合唱団

宍 倉:えー今日の世界旅行、最終目的地はブラジルです。え、リオ・デ・ジャネイロに入港します。ではね、えー、にぎやかに歌いましょう。サンバ・ブラジル!

    サンバ・ブラジル:東京マイスタージンガー

宍 倉:さあ、じゃ今度はみなさんと一緒に歌いましょう。え、今日のお客様は巣鴨の白泉寺朝日幼稚園PTAのみなさんです。え、今日始めに歌っていただきますのは、中尾ミエさんにお願いしますけども。どうぞ。
中 尾:はい、どうも。
宍 倉:あのねえ。
中 尾:はい。
宍 倉:えー、始めに紹介していただくあの歌、題名はなんていうんでしょうか?
中 尾:「野原で手をたたこう」っていうんです。はい。
宍 倉:ああ、そうですか。じゃあ、途中に手拍子が入るっていう・・
中 尾:ええ、そうなんです。あのねえ、ちょっとやってみますね。(手拍子を実演する)これだけなんです。
宍 倉:あーあー。
中 尾:一緒にみなさんやっていただくと楽しいんですけど、ええ。
宍 倉:そうですねえ。じゃ、僕もちょっと今練習したいんですが。
中 尾:はい。
宍 倉:じゃ、みなさんも一緒にどうぞ。
中 尾:はい、それじゃ。はい。
宍 倉:(リズムを間違う)(笑)じゃ、もういっぺんね。
中 尾:さん、はい。
    (手拍子の練習)
宍 倉:えーと、ああ、これは途中に入るわけですね。
中 尾:そうなんです。
宍 倉:あ、そうですか。
中 尾:簡単ですから。
宍 倉:えー、じゃあそれでは、阪田寛夫作詞、いずみたく作曲の「野原で手をたたこう」、中尾ミエさんに歌っていただきましょう。お願いします。
中 尾:はい。

    野原で手をたたこう:中尾ミエ

中 尾:今度はみなさんも一緒に歌ってください。え、中にあります手拍子、(手拍子を打つ:パンパパッパパン・パンパパッパパン)このリズム、間違えないでくださいね。それから、カモシカ、マンモス、野武士というところがあります。そこはジェスチャーを入れて歌うと大変楽しいです。それでは、みなさん、元気よく歌ってください。はいー!

    野原で手をたたこう:全員

宍 倉:えー、それでは今度は、今月の歌「サモア島の歌」です。またみなさんも一緒に歌いながら手拍子を打ってください。えー、サモア島の子供たち・・・この、えー、広場だとか学校などでこの歌を、おー、手振り身振りおもしく、面白く歌いますけども、この様子、ちょうど一昨年の「みんなのうた」ですか、あの時間に放送しましてね、え、みなさん多分見て知ってる方もあるかもしれませんねえ。じゃ、歌う前にちょっともう一度ここで練習しましょう。(アコーディオンの横山さんに)じゃ、お願いします。

    サモア島の歌:(手拍子の練習のみ)

宍 倉:どうですか?先週やりましたけども、覚えましたですか?
子 供:はーい。
宍 倉:じゃあねえ、もう一度ここで練習しましょう。どうぞー、はいっ!

    サモア島の歌:(手拍子の練習のみ)

宍 倉:はい。え、これの繰り返しですから、みなさん、もう大丈夫ですね?じゃ今度は歌いながらやってみましょう。どうぞ。

    サモア島の歌:全員

宍 倉:ねーえ、あの、今の(歌いながら手拍子を打つ)これ、できる?みんな、できる?
宍 倉:そう。
女の子:(遅れて返事)はい。
宍 倉:あのねえ、えーと、ちょっとやってみようか、ここで?さーんはい。
    (小さな子供と手拍子の練習をする。)
宍 倉:うん、うまいうまいうまい。もうちょいだね。あのねえ、お、こういう歌、お家でやる?みんな歌う?歌わない?そう。ああ、これ、あ、今日初めてだもんねえ。えーと、先週と今週で二度目だから、まだやんないか。じゃあ、あのう、(歌う)幸せなら手をたたこう、あんなのは知ってる?
女の子:うん。
宍 倉:もうお家でやった?お家の人とやんない?
男の子:幼稚園でやってる。
宍 倉:幼稚園でやってる?
女の子:お家でもときどきやる。
宍 倉:あ、そう。お家でもやるね。またねぇ。じゃあ今度はおうちへ帰ってもお家の人たちといっっしょにやってちょうだい。ね?じゃあ、では今日のメリーゴーラウンド、そろそろお別れです。えー、テーマソングを歌ってお別れしましょう。

    テーマソング(エンディング)


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