1964年7月4日(土) イタリアの歌特集
(2004年11月14日書き起こし改訂)
出演:東京マイスタージンガー、西六郷少年合唱団
テーマソング
宍 倉:やあ、みなさん、こんにちは。宍倉正信です。え、きょうもまた、この歌のメリーゴーラウンドでみなさんの大好きな歌をたくさん聴いてください。
え、きょうは、歌の国イタリアへご案内します。歌は、西六郷少年合唱団とぼくたち東京マイスタージンガーです。
んっ、あっ、あっそうか。きょうは、きみがみなさんをご案内するんだったね。
男の子:うん!
宍 倉:どうですか?元気な子でしょう?きょうはねえ、この坊やが歌のご案内をしますから、みなさん、後をついて行ってくださいね。
麦打ちの歌:西六郷少年合唱団
私の太陽(オー・ソレ・ミオ):宍倉正信
村の娘:伊津野修+ボーカル・ショップ+西六郷少年合唱団
電話(メノッティ作オペラ「電話」より):東京マイスタージンガー+及川慎+松尾篤興
雨の日:西六郷少年合唱団
登山電車(フニクリ・フニクラ):世良明芳+東京マイスタージンガー+西六郷少年合唱団
ゴンドリ・ゴンドラ:三林輝夫+西六郷少年合唱団
宍 倉:え、あんなに走り回っていた坊やも、とうとう寝込んでしまいました。きっと疲れたんでしょう。
では、今度はみなさんといっしょに、歌ったり遊んだりしましょう。え、きょうのお客様は、日本体育大学の付属幼稚園PTAのみなさんです。えー・・・ちょうどさっきの坊やくらいの子がおかあさんに、「ママごめんなさい、もう明日っからいい子になります」って謝ってる歌。え、これイタリアの歌ですけども、え、ちょっと歌ってみますね?
ママごめんなさい:宍倉正信+西六郷少年合唱団
宍 倉:はい、どうもありがとう。え、この歌は5月のこの時間に歌ったことがありますけども、覚えてますか?さあ、じゃあ、今度はみなさんもいっしょにお歌いください。横山さん、お願いしまーす。
ママごめんなさい:全員
宍 倉:えー、もう7月になってしまいましたけども、今月の歌は、南洋の島サモア島の歌です。サモア島ってどこにあるか知ってますか?・・・あのねえ、太平洋の真ん中・・辺にあるねぇ、ポリネシア諸島の一つなんです。もし地図があったら、後で探してみてくださいね。
えー、手のたたき方、まず歌う前に練習してみましょう。じゃあ、、、
(横山氏のアコーディオンの伴奏で、簡単な手拍子の練習をする。)
宍 倉:えー、こういうふうにやるんですけども、もう一度やってみましょう。このところをね、アン、パパパン、ウッパパパン。ここね、上手にやってくださいよ。はい。
(再び、横山氏のアコーディオンの伴奏で手拍子の練習をする。)
宍 倉:はい。えーと、ここのはね上げるところ、こう手をだらんとしないでね、パパパンパッ、上手に上のほうにはね上げましょう。え、それからねえ、あの、このところ、ウッタタ、ここのところね、タタパンパン。始めはふたつこう跳ねて、それから、ウッタタタン、後のほうは一回で。いいですか?始めは二回で後は一回。じゃ、もう一度やってみましょう。はい。
(もう一度、横山氏のアコーディオンの伴奏で手拍子の練習をする。)
宍 倉:はい。じゃあ、も、今度はみなさんと一緒にやりましょう。
サモア島の歌:東京マイスタージンガー+西六郷少年合唱団
宍 倉:ラララン、、、(手拍子を打ちながらサモア島の歌を歌う。)みなさん、できましたか?え、きょ、この歌はきょう初めてでしたのでね。え、ちょっとまだ覚えられないかもしれませんけども。来週はもっと上手にやることにしましょう。それでねえ、来週上手にやるために、今ここでもういっぺん、練習してみましょうね。いいですか? 3 はい。(手拍子を打ちながらサモア島の歌う。)
大体わかったでしょう?じゃあ、きょうの歌のメリーゴーラウンド、このへんでテーマソングを歌ってお別れにしましょう。
テーマソング(エンディング)
【コメント】
20分あまりの短い時間ですが、東京マイスタージンガーと西六郷のジョイント・コンサートの趣があります。曲といい演奏といい、ハイレベルです。テープの音質を向上できれば、CDとして発売してもいい内容だと思います。「サモア島の歌」は、NHKの南太平洋取材班が収録してきたサモア島の子どもの歌に日本語の歌詞を付け、「みんなのうた」で紹介されたものだそうです(レコードジャケットより)。
戻る