1964年5月9日(土) 第5回放送 母の日特集
(2006年8月13日書き起こし改訂)
出演:東京マイスタージンガー、歌川マリ、東京放送合唱団

   テーマソング

宍 倉:みなさん、こんにちは。また楽しい歌のメリーゴーラウンドの時間がやってきましたね。ぼく、宍倉正信。こちらはアシスタントの歌川マリさんです。
歌 川:こんにちは、みなさん。きょうもまた楽しい歌をたくさん聞いてくださいね。
宍 倉:そしてね、みなさんが知っている歌があったら大きな声で一緒に歌ってください。
    きょう歌う歌は・・・。
歌 川:あら。
宍 倉:ん?
歌 川:宍倉さん、胸にささってるカーネーションどうしたの?
宍 倉:あ、これ?ほら、あしたは母の日でしょ?だからね、このお花を胸につけて感謝の気持ちを・・・
歌 川:おかあさんに感謝のきもちね。
宍 倉:そう、そう、そう。じゃあね、この花、マリちゃんにあげるから、つけない?
歌 川:まあ、どうもありがとう。
    というわけで、きょうは、いろいろなおかあさんの歌がでできますよ。

    パパはママが好き:東京放送児童合唱団

男の子:ママ、ぼく、ママが大好きだよ。ほんとだよ。でもときどき叱られるようなことやっちゃうんだ。

    ママごめんなさい:東京放送児童合唱団

    アイヨママ:東京放送児童合唱団

男の子:きょうはママがいないんだ。パパと二人でお留守番。晩ご飯だってパパと二人だけだったよ。ふだんはそう感じなかったけど、ママがいないと、ぼく、とても寂しいんだ。だけど、ぼくだけじゃないらしいよ。「ごちそうさま」って言ったあと、パパったらねぇ、「パパがワルツの踊りを教えてやろうか」だってさ。パパだって寂しいんだよ、きっと。

    パパと踊ろう:東京マイスタージンガー

男の子:ママ、早く帰ってきて。そして、パパとママとぼくと三人で踊ろうよ。

宍 倉:ほんとうにおかあさんが見えないというのは寂しいもんですね。
歌 川:そうね。わたしもねえぇ、修学旅行に行っててね、夜目がさめたときにねぇ、寂しくなっちゃったのよね。それで、おかあさんって泣いちゃった。
宍 倉:ははは。マリちゃんって甘えんぼなんだね。
歌 川:だけどねえぇ、おとなの人だって寂しがるときあるでしょ?
宍 倉:ウン、それはあるよ。ぼくたちが大人になったってさあ、やっぱりおかあさんはいつまでもおかあさんだもの。
    ね、マリちゃん、ぼくたちねえ、こんな花をつけてるだけじゃなくてってさあ、歌でおかあさんに感謝の気持ちを表さない?
歌 川:うわぁ、賛成だわ。どんな歌を歌います?
宍 倉:あのねえ、イタリアの歌で「マンマ」って歌、あるでしょう?
歌 川:それともう一つは…
宍 倉:(さえぎるように)あれをね、そう、板橋さんに歌っていただきましょうね。マンマを。
歌 川:それともう一つは日本の歌で、「おかあさん」を、ボーカル・ショップのみなさんが歌います。

    マンマ:板橋勝

    おかあさん:ボーカル・ショップ

宍 倉:さあ、今度はみなさんと一緒に歌いましょうね。きょうもスタジオには大勢のお客様に来ていただいています。
歌 川:きょうのお客様は万騎が原幼稚園のPTAのみなさん、「ぎんなんコーラス」のおとうさんとおかあさんです。それにかわいいお友だちも来てますよ。みなさんも楽しく一緒に歌ってくださいね。
宍 倉:そうですね。さあ始めは「ママごめんなさい」。これはさっきご紹介したイタリアの歌。とってもゆかいでしたね。じゃこれを東京放送児童合唱団と、それから、小さなお友だち全部で歌っていただきましょう。
歌 川:テレビをご覧になっているみなさんも一緒に歌ってくださいね。
宍 倉:そのときにねぇ、ポンポンポンっと手拍子を取ること忘れないで下さいね。じゃあ、どうぞ。あ、それから、東京マイスタージンガーのお兄さんたちがね、きょうは面白い楽器でいろいろリズムを打ってくれますよ。さあ。さあ、それでは元気に始めましょう。

    ママごめんなさい:全員

宍 倉:さんざんいたずらをしておきながら後でね、もう悪いことしませんから、おかあさんごめんなさい、堪忍してくださいって盛んに謝ってましたね。
    じゃあ、今度は小さいお友だちで歌っていただきましょう。

    ママごめんなさい:全員(横山太郎さんのアコーディオン伴奏)

宍 倉:たいへん面白い歌でしたねえ。えー、イタリアの子供ってずいぶんいたずらのようですけども、でも、おかあさんを困らせたり人に迷惑をかけちゃいけませんよね。
    この次もね、おかあさんを思い出して歌う歌、これはもうみなさんご存知の「かあさんの歌」です。これはみんなで歌いましょう。1番をね、おかあさん方。それから2番は合唱団と、それから小さな子供たち。それから3番は全部で歌います。じゃあ始めましょう、

    かあさんの歌:全員(横山太郎さんのアコーディオン伴奏)

宍 倉:さて、おしまいは歌って遊ぶ時間です。えー、1回目から4回目までこの番組、続いた、この番組の1回目から4回目まで続いた「回転木馬の歌」。この歌に代わって、今週からは「おもちゃのチャチャチャ」、この歌を毎週歌うことになりましたよ。この歌は、チャチャチャのリズムで歌いますけども、ここでちょっと、じゃ、チャチャチャのリズムね、この打ち方をご説明しましょう。
   <ここで宍倉さんが横山さんの伴奏でチャチャチャのリズムを歌いながら手拍子でみんなに示す。歌 川さんはチャチャチャの掛け声をかけながら手拍子を打つ。>
宍 倉:えぇ、こういうふうにリズムを入れますけれども、じゃあもう一度ちょっとみなさんとやって見ましょう。いいですか。はい。
   <宍倉さん先導で全員で。>
宍 倉:さ、もう大丈夫ですね?じゃ、みんなでやりましょう。

    おもちゃのチャチャチャ:全員

宍 倉:えー、「回転木馬」に続いての「おもちゃのチャチャチャ」、みなさん、上手にリズムを取れましたか?じゃあ、この歌はまた来週やりましょう。
    きょうはおかあさんを歌った歌をたくさん集めて歌っていただきました。
歌 川:明日は母の日ですね。みなさんのおうちでもおかあさん…(せりふを忘れて詰まる)
宍 倉:囲んで、ね。
歌 川:囲んで、いろんな歌を歌いましょうね。
宍 倉:そうですね。
歌 川:さて、きょうのメリーゴーラウンド、もう時間になりました。ではみなさんでテーマソングを歌ってお別れしましょうね。

    テーマソング(エンディング)


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